北欧古物専

デンマークで椅子張り職人の学校に通っています

夏休み3  おまけ Trapholt美術館

Trapholt美術館では、企画展のアルネ・ヤコブセン展以外に常設展も見ることが出来ました。そちらも面白かったので、少しご紹介します。

f:id:Hokuohkomonosen:20210808061029j:plain

地下室の常設展の様子。たくさんのインテリアが展示されていました。

f:id:Hokuohkomonosen:20210808061112j:plain

キレイな椅子だな~と思って見ていたこちらの椅子は、オーレ・ヴァンシャーのデザイン。

さすがです。

f:id:Hokuohkomonosen:20210808061203j:plain

こちらはナナ・ディッツェルのデザイン、Bench For Two。

写真でしか見たことがなかったので、背面の木材の薄さにびっくりしました。

さり気なく休憩用みたいに置いてあった名作スパニッシュチェアは、驚きの特別バージョンでした。

f:id:Hokuohkomonosen:20210808061305j:plain

こちらはボーエ・モーエンセンのデザイン、スパニッシュチェア…

のはずなのですが、なんだか変に繋がってます。

f:id:Hokuohkomonosen:20210808061627p:plain

他のスパニッシュチェアたちも、何だか様子がおかしいです。

これらのスパニッシュチェアは、スイスのデザイナー、Alfredo Häberliがボーエ・モーエンセンの生誕100周年に作成した作品でした。

 

https://www.alfredo-haeberli.com/work/elaborations/8-178/spanish_chair

 

まさかこんな特別バージョンが存在していたとは、知りませんでした。

 

さて、たっぷり英気を養った3週間の夏休みが終わり、今週からティナの工房で現場研修を再開しました。

久しぶりのティナの工房では、夏休み中のティナの旦那さんが屋根の改修をしてくれていました。

f:id:Hokuohkomonosen:20210808061751j:plain

右側の三角屋根の部分が改修されていました。

デンマークの人たちのDIY力の高さには、いつも脱帽です。

 

学校の授業は、8月の本コース2に進学する予定だったのですが、学校から参加人数が多すぎるから来年1月の本コース2へ変更して欲しいと連絡があり、変更することになりました。

なので、1月まではこのままティナの工房で現場研修の日々です。