北欧古物専

デンマークで椅子張り職人の学校に通っています

現場研修(Læreplads)34 やってしまった大失敗

来週は、イースター休暇です。

デンマークでは、来週の木曜日から翌週の月曜日までが祝日で5連休になるのですが、学校は明日の土曜日からすでに休暇が始まるので、子どもたちは10連休です。

ティナの子どもたちもみんな休暇になるので、工房もお休みすることになりました。

私も、明日から10連休です。

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近くの街に新しくできたカフェにも、イースター飾りがありました。

休暇で浮かれる気持ちとは裏腹に、今週は工房で大きな失敗をしてしまったので、少し落ち込んでいます。

 

ミシンを壊してしまいました。

 

ミシンのボビンに下糸を巻きつける作業をしていたときのことです。

なんだか妙な機械音がして、少し焦げ付いたような匂いもします。

慌ててミシンを止めると同時に、異変を感じてティナもやってきました。

ティナがすぐに、私がミシンからボビンを外さずに糸の巻きつけ作業をしていることに気が付きました。

そのせいで、ミシンの中でボビンの糸が絡まりまくってしまっていたのです。

 

絡まった糸は何とか除去できたものの、その後ミシンがうまく動きません。

確認してみると、ボビンを設置する部材が歪んでしまっていることが分かりました。

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歪んでしまったボビンの部材。ミシンが動きません。

しまった、私の不注意でティナの大切なミシンを壊してしまった…

と、ものすごく反省して落ち込む私に、ティナは特に怒ることはありませんでした。

 

とりあえずこのミシンは今使えないから、他の作業を進めてね。

と、テキパキ作業の指示をしてくれました。

 

ティナにはしっかり謝って、ミシンの修理代を払いたいと言ったのですが、

そんなことはしなくていいから、と笑顔で言ってくれました。

やっぱりティナは、とても優しいお師匠さんです。

 

不幸中の幸いで、私が壊したのはティナがメインで使っている新しいミシンではなく、サブでたまに使っている古いミシンだったので、仕事に大きな影響はないのですが…

自分の不甲斐なさに、落ち込んでいます。



同じ失敗をしないように、これからは細心の注意を払って、ミシンを大切に使います。

いつまでも落ち込んでいても仕方ないので、イースター休暇をしっかり楽しんで、休暇明けから、また元気にがんばります。

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久しぶりにチーズケーキを焼きました。美味しいものを食べると、元気になれます。