椅子張りでは、鋲を打って張地を仕上げる場合がありますが、今回は少し変わった鋲の種類をご紹介します。
一般的には、写真のような丸いシンプルな鋲が一番多く使われています。
私は、まだこのタイプの鋲しか打ったことがありませんが、シンプルなデザインでも、鋲打ちはとても難しいです。
次は、もう少し凝ったデザインの鋲です。
見本帳で見たことはあったのですが、実際に使われているのを見ると、想像以上に存在感があって、なかなかデコラティブな仕上がりになります。
そして次は、デザインはシンプルでも少し変わったフェイク鋲です。
こんなに密集して鋲を打つなんて、大変だなぁと思っていたら…
鋲を外してみると、本物の鋲は5個に1個のみで、あとの鋲は鎖のように繋がったフェイク鋲でした。
なるほど、これだけたくさん鋲を打つのは大変だから、こんなフェイクの鋲もあるのか!と感心してしまいました。
鋲にも様々な種類があって、とても興味深いです。
まだまだ苦手な鋲打ちですが、少しでも速く美しくに打てるように、がんばります。
さて、ティナの工房では、先週の土曜日からイースター休暇が始まりました。
イースター休暇に入ると同時に、久しぶりの快晴が続いていて、とても嬉しいです。
冬の間ずっと放ったらかしだった自宅の庭のお手入れを、やっと始めました。
まずは、家庭菜園に必要なたい肥を、夫のおじいちゃんの家からいただいてきました。
庭の草むしりをしていると、去年ティナの庭からいただいてきたRamsløg(ガムスロイ)が、ちゃんと芽を出してくれていました。
ニンニクのような香りのこの美味しい葉っぱを、今年はどうやっていただこうかと考え中です。
家庭菜園の準備、芝生の手入れ、草むしり、テラスの苔の除去と掃き掃除など、小さな庭ですが、やることは意外とたくさんありました。
久しぶりの太陽と青空の下で体を動かして、とても気持ち良かったです。
このまま良いお天気が続きますように。
イースター休暇中にしっかり充電して、来週からは、またティナの工房で学びの日々です。