北欧古物専

デンマークで椅子張り職人の学校に通っています

0.uge 0週目 明日から学校

2016年に留学先で出会ったデンマーク人と結婚し、

ユトランド半島の小さな田舎町に越して来ました。

 

この4年間、近所にある椅子の修理工房の前を通るたびに、

古い家具を修理して長く使う文化って本当なんだ!

お!名作家具が修理に出されてる!

と、わくわくしながら、こっそり中をのぞいていました。

 

そこがMøbelpolstrerと呼ばれる椅子張り職人の工房だと知ったのは、

今から4か月前のことです。

 

デンマークの家具職人と言えば、Møbelsnedker(木工家具職人)しか知らなかった私は、

椅子張り専門の職人がいることを、初めて知りました。

考えてみれば、日本の家具メーカーで働いていたときも、木工家具職人と椅子張り職人は別々だったのに、何故今まで気が付かなかったのでしょうか。

 

私もあんな風に、デンマークの古い家具を修理してみたい。

と調べ始めてから、あっという間に入学の日を迎えてしまいました。

 

デンマークに留学に来た際、いろいろな方のブログがとても参考になりました。

私の体験も、デンマーク家具に興味のある誰かの役に立てたらな、

という思いでブログを始めることにしました。

 

新しい学校生活はもちろん楽しみですが、正直不安でいっぱいです。

四苦八苦しながら、楽しく頑張ります。

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大好きなテキスタイルデザイナーHanne Vedelさんの工房で見かけた椅子