北欧古物専

デンマークで椅子張り職人の学校に通っています

現場研修(Læreplads)24 環境にやさしい工夫

ティナの工房では、工房の端材を使ってアップサイクルのバッグを作って販売していると、以前ご紹介しましたが、他にもなるべく端材を使うようにしています。

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ティナが作った家具の張地の端材バッグ

椅子の下地に使うウレタンフォームです。

椅子の大きさや形に合わせて切り出していくので、どうしても中途半端な大きさの端材が出てしまうのです。

それらも上手に接着すれば、一片のウレタンフォームと同じように使えるので、ティナの工房では、なるべく端材も使うようにしています。

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端材をつないで椅子の座面用のウレタンフォームを切り出します。

古い椅子を張り替えて長く使うこと自体、環境に優しいですが、張替の際に出てしまう端材もなるべく工夫して使う取り組みは、さらに環境に良いなと思います。

他の材料でもまだ工夫の余地がありそうなので、自分でも積極的に取り組んでいきたいと思います。

 

さて、今週からティナの工房では、クリスマスデコレーションが始まりました。

いつも素敵な工房が、さらにヒュッゲになりました。

 

今年は11月の最後の日曜日からアドベントのお祝いが始まるので、そろそろ我が家のクリスマスデコレーションも考えようかな、と去年の写真を眺めていました。

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去年の飾り作りの様子。キャンドル飾りは本物のもみの木の枝を使って、自分で作ります。

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去年のアドベントキャンドル。クリスマスイブの4週間前の日曜日から、日曜日ごとにキャンドルを1つずつ灯していきます。

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去年のクリスマスカレンダーキャンドル。12月1日から24日まで、毎日少しずつキャンドルに記された日付のところまで灯して、クリスマスのカウントダウンをします。

今年はクリスマスらしく赤いキャンドルで作ろうかな、と考え中です。

デンマークでは、クリスマスはたくさんの伝統や習慣がある一大イベントです。

クリスマスの足音が近づいてきて、そわそわワクワクする11月です。