北欧古物専

デンマークで椅子張り職人の学校に通っています

本コース5 4週目 もうすぐ完成

今週もひたすら椅子を張っていきました。

アーム部分のウレタンフォームを接着します。

背中の木枠の必要な部分に硬めのウレタンフォームを接着します。

ゴムバンドを設置します。

ゴムバンドの上にTシャツのような伸縮性のある生地を設置し、両サイドにゴム製のチューブを設置します。

背面の木枠と座面との隙間を埋めるための三角形のウレタンフォームを設置します。

腰の部分に厚みを持たせたかったので、多めにウレタンフォームを設置しました。

下地材が完成しました。

自分で作った型に合わせて張地を切り出します。
張ったときに模様が揃うように、パズルのように型を配置していきます。

無地の生地の方が型の配置は簡単ですが、椅子に張った際に織り糸がきちんと水平方向になるように慎重に切り出します。

座面の張地を縫い合わせました。
チェック柄が微妙にずれてしまいましたが、何とか綺麗に張れますように。

座面の前面に動物の毛を縫い付けます。

ほんの少し歪んでるけど、座面は何とかキレイに張れました。

それにしても、選んだ張地が可愛い過ぎて、椅子の完成が楽しみで仕方ありません。

椅子張り作業もいよいよラストスパートです。

椅子は来週の水曜日に完成させなくてはなりません!

終わるか終わらないかギリギリですが、何とか頑張ります。

 

ところで、金曜日に学生寮から自宅に帰る途中、車の整備会社に寄っていきました。

先週新しく冬用タイヤを購入したのですが、車が以前より少し振動するので、購入した整備会社に電話で相談したら、チェックしてくれるとのことでした。

この季節は冬用タイヤに替える人が多いので、整備会社もとても忙しそうでしたが、1時間くらいかけて全てのタイヤの歪みを調整してくれて、だいぶ振動がなくなりました。

私がお礼を言うと、こちらこそ辛抱強く待ってくれてありがとう!と言われました。

いやいや、どんな物でも均等に設置するのってすごく手間がかかるし、大変なことは分かっているので、全然大丈夫ですよ!(椅子張りもそうだからね!)

ということで、どの分野でも苦労は同じだなと思った金曜日の午後でした。

整備会社でタイヤを調整してもらいました。