北欧古物専

デンマークで椅子張り職人の学校に通っています

現場研修(Læreplads)1

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秋も深まり、朝晩すっかり暗くなったデンマーク。工房に着くとやっと朝日が昇ってきます。

今週、ティナが正式な現場研修先(Læreplads)になる契約を学校と交わしました!

今月からはお給料ももらえるし、椅子張り職人の本コースに進学できることになりました。

研修先探しが大変だった分、やっと本コースに進むことができて、とっても嬉しいです。

 

基礎コースのクラスメイトたちにも報告して、みんなにお祝いの言葉をもらいました。

来年の5、6月に5週間の授業を学校で受ける予定なので、そこでまたみんなに会えそうです。

と言っても、私たちのクラスメイトで本コースに進めるのは、今のところ私ともう一人の生徒だけなんですけどね。

他のみんなも、研修先がうまく見つかるといいなと思います。

 

ところでデンマークは、今コロナウィルスの感染状況が急激に悪化していて、私の住む近隣地域が、今週末から軒並みロックダウンされてしまいました。幸い私の住む地域とティナの工房のある地域はロックダウンを免れたので、来週からも継続して勤務できるのですが、たまに手伝いに来てくれるベテラン職人さんはロックダウン地域に住んでいるため、しばらく工房には来られなくなってしまいました。

 

ロックダウンされた地域住民は、今後4週間、自分たちのコミューン(日本の県のようなもの)から出てはいけないことになったのです。他のコミューンから、ロックダウンされたコミューンに入ることも出来ません。コミューン間を行き来する公共バスも停止してしまいました。

 

もうすぐクリスマスシーズン到来で、いつもならクリスマスランチのスケジュール調整で忙しくなってくるデンマークですが、今年は外出やパーティーの予定がなかなか立てられず、みんな少しモヤモヤしています。

 

なんだか落ち着かない状況ではありますが、今はティナの工房で働かせてもらえることに感謝して、自分に出来ることを一生懸命頑張ろうと思います。