直線でそんなに難しくないから!
とティナの提案で、今週からシンプルなデザインの2人掛けソファの張り作業に取り組んでいます。
ティナの「そんなに難しくない」は大抵とても難しいのですが、新しい課題に挑戦するのは、いつも楽しくわくわくします。
簡単そうに見えるデザインでも…
そこはもうちょっと引っ張って、ここは少し引っ張り過ぎだからもう少しゆるめて。
ここにしわが出来てるから、こっちをもっと引っ張って。
ここは、もう少し丸く。
ここは、もう少し真っすぐ。
左右のバランスが少し違ってるから、ここをもう少し引っ張って。
作業を進めては、やり直しの繰り返しです。
まずは私が自分でやってみて、その後ティナにアドバイスをもらったり、まずはティナがやって見せてくれて、その後同じようにやってみたりします。
手の感触や目で見たときのキレイさなど、言葉で説明出来ない感覚の部分が多いので、教えるのも教わるのも、どちらも忍耐力が必要です。
なかなか上手く出来ない私に、椅子張りを忍耐強く教えてくれるティナに対して、私はいつも、とてもありがたいなと思っています。
ティナは、何回やり直してもいつも前向きに最後まで課題に取り組む私を、とても忍耐強いと思っていると、教えてくれました。
お互いにお互いを忍耐強い人だと思っていたとは、人間性で似ている所があるのかな、と少し嬉しくなりました。
少しずつ進めるソファ作業と並行して、他の家具の剥がし作業や下張り、簡単な椅子の仕上げ張りなど、日々たくさんの家具に関わっています。
初めて行う作業や、初めて見る家具・材料など、日々小さな発見や出会いがあるのも楽しいです。