北欧古物専

デンマークで椅子張り職人の学校に通っています

本コース3 5週目 椅子張り完成!

今週は、いよいよ椅子張りを完成させなくてはなりません。

まずは、背中のDybdehæftninger(デュブドゥ ヘフトニンガー)の作業から始めました。

革の穴を空ける位置を何度も確認して、ボタンを通す位置を何度も微調整して、少しずつ革を絞っていきました。

少しずつ模様を整えていきます。

厚みのある伸びない革なので、Dybdehæftninger(デュブドゥ ヘフトニンガー)も難しそうだな、と思っていたのですが、意外にも革のシワがなくなってくれて、キレイに張れました。

私のDybdehæftninger(デュブドゥ ヘフトニンガー)は、クラスメイトや先生から評判が良く、満足のいく仕上がりになりました。

 

最後は、椅子の外側をグルっと革で覆って、完成です。

下地に麻布を張ります。

革でグルっと覆います。

そして、やっと完成して我が家にやってきた椅子がこちらです。

色、素材、デザインともに、我が家のリビングにとても良く馴染んでいます。

アニリンレザーなので、すぐに水分や油分を吸って色が変わってしまうこの革が、これからどんな風に変化していくのか、今からとても楽しみです。